壱琉 いちる/Ichiru |
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幼い頃、捨てられて一人彷徨っているところを主人に拾われた猫又。成長した後、恩返しのために花の宴で働くことを決めた。 きりっとした顔立ちのせいか、我が強くて馴れ馴れしいと思われがちだが、実はかなりの人見知り。俺様系の見た目とは裏腹にとても穏やかな性格で、争い事が嫌いな平和主義者である。店で働くうち人見知りな面が消えるにつれ、懐いた相手にはとことん甘える癒し系な部分が前面に出てきた。 恩は十分返したと判断したのか、外の世界に興味が強まったのか、朝霧が山に帰るのと同じ頃に花の宴を出ていった。 |
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猫又 ねこまた/Nekomata 人間に飼われていた猫が死後に異形化したもので、尾が二つに分かれているのが特徴。 |